《糸染について》
◯草木染
木綿はそのままでは染まりにくい性質がある為、タンパク質を加える処理をし、生のものや乾燥したもの、チップになったもの等から、煮染・中媒染という手法で染色している。
《織物について》
◯「無垢」の織物
色を付けていない素材の持ち味を生かし、生成と茶綿を使用し、織りを表現しようとした。
◯「真岡縞」の織物
新しいデジタル手法を使い、感動や(ときめき)瞬間など目に映る物から、縞模様を作り出し、織りに表現する。
《新商品》
◯草木染の集大成
「真岡木綿草木染見本帖」完成
その季節にしか採取できない物もあるなか、長い時間をかけて、数多くの色を染めてみた。木綿の特性上、そのままではあまり良く染まらないため、タンパク質を加えるという処理を施し多様な種類の草木で染めたものを見本帖としてまとめました。
《地域に根ざした取り組み》
・工房での機織・染色体験は、市内小・中学校の生徒が「真岡木綿の歴史」や郷土史に関心を持つ良いきっかけとなっている
・真岡市の支援(行事等での記念品採用や機織技術者育成補助等)
・真岡市観光協会の売店等での真岡木綿商品販売や体験等による観光客の誘客に取り組み地域活性化に貢献
・暖簾によるまちづくり事業など街づくりや観光拠点として地域の活性化に貢献
・市内立地企業で真岡木綿商品を記念品や土産として活用